2024年11月にWordPress6.7がメジャーリリースとして配信されました。
実はこのWordpress6.7にアップデートしたら、不具合が生じた。という方が多くいらっしゃいます。弊社のサイトも一部のプラグインの不具合で、WEBの表示が全く出来ない例がありました。
メジャーアップデートとマイナーアップデートについて
実はWordpressのバージョンアップには「メジャーアップデート」と「マイナーアップデート」があります。
サイトを運営して行く上でWordpressのバージョンアップは避けて通れない作業ですね。
2024年11月現在、最新メジャーバージョンはWordPress 6.7(Rollinsロリンズ)です。 2024年10月11日に、約8ヵ月ぶりとなるWordPress 4.1~5.9までのパッチバージョンが一斉リリースされました。
【メジャーアップデートとは】
Wordpressの新しいバージョンのリリースの事です。新しい機能や改善、セキュリティーの強化などが含まれます。
【マイナーアップデートとは】
Wordpressのマイナーアップデートには、通常、小規模な機能追加、バグ修正などが含まれます。
例えば WordPress 6.7.2 と表記された場合
WordPress(6.7)の最初の2桁の部分が「メジャーアップデート」で、最後の3桁目(2)が「マイナーアップデート」になります。
メジャーアップデートは約4~5ヶ月程度に1回程度です。
自分のサイトのWordpressのバージョンを確認する方法
Google Chromeのの「ページのソースを表示する」の機能を使ってバージョンを確認する事が出来ます。
クリックするとソースコードが表示されるため、以下の表記を確認しましょう。
<meta name=”generator” content=”WordPress〇.〇.〇” />
Wordpressのバージョンを確認するもっとも手軽な方法は、管理画面の右下を見ていただくとすぐ分かります。
どうしてWordPressのバージョンアップが必要なの?
セキュリティの強化や新機能の利用、操作バグの防止など、サイトの運営を安定させるために必要です。
セキュリティ対策
WordPressは世界で最も利用者数が多いサイト更新システムのため、ウイルスのターゲットになりやすく、セキュリティ対策が欠かせません。WordPressのバージョンアップでは、脆弱性の改善やセキュリティの強化が行われるため、不正アクセスや改ざんなどの被害を防ぐことができます。また、PHPのアップデートもWordPressサイトの安全性に重要で、サーバーそのもののセキュリティが低下する恐れがあります。
そのため定期的なバージョンアップする事で脆弱性に対応するようにしましょう。
パフォーマンスの向上
WordpressはバージョンアップはWebサイトの機能を大きく向上します。ページの表示速度が改善されたり、プラグインの更新作業が簡素化されたりと、さまざまな面でパフォーマンスが強化されます。
Wordpressのバージョンアップするリスクとは
Wordpressの最新版にバージョンアップする事は重要ですがリスクもありますのでご注意ください。す。
WordPress本体の変更によって、テーマやプラグインと干渉したり、そもそも更新したファイルに不備があったりする可能性があります。そうするとサイトが表示されなくなったり、管理画面にログインできなくなったりします。
もしサイトが表示されなくなったり、トラブルが起きても対処出来るように「バックアップ」を取ることをおすすめします
WordPressのバージョンをダウングレード(バージョンを下げる)
どうしても利用しているテーマやプラグインが新しいバージョンに対応してない場合は、WordPress本体のダウングレードをするということも出来ます。ダウングレードする方法としては、WP Downgradeというプラグインを使う方法があります。
ダウングレードをすることはないかもしれませんが、このようにアップグレードしてみて不具合があった場合には、ダウングレードという選択肢もあることを覚えておくと良いでしょう。
まとめ
Wordpressのバージョンについて簡単ですがご説明させていただきました。
Wordpressのバージョン管理を行う事でセキュリティや利便性を高めることに繋がりますので、効率的に運営できるように知ることも大切です。
今後もさらなるWordpressについて情報をこちらでお伝えします。